五平餅の作り方
私の住んでいる里山の集落は、皆さんとっても仲良しです。
地区集会所で月に一度開かれる『唄の会』は、ちびっ子から90歳をすぎたおばあ様までワイワイと集う楽しい会です。
ミュージシャンの夫の伴奏で歌ったり、時には長老のお話し会や、体操やアロマ、お花見、お料理など盛りだくさんで、今月は五平餅づくりでした!
ここに暮らしはじめて『とにかくすごい!』と思ったことの一つは『みなさんの知恵と力の合わせ方』です。
それぞれの得意なことや出来ることの知恵や力を、すう~っと出し合って、とても軽やかに楽しそうに、みんなで創り上げる。それは、あっ!という間に出来上がり、素晴らしい本物のクオリティーで、スケールがとにかく大きいんです。
神社やお祭り、草刈りに花壇、木々や水路を整えたり、里山はこうして皆さんの力をあわせることで、美しさや伝統が保たれているのですね。
(街暮らしの時には、自分の住んでいる場所の環境や景観を保つのは、行政まかせだったり他人事で、まったく自覚がありませんでした。とは言え、ここでも、わたしはほとんどできることが無くて、周囲の皆さんにお世話になってばかりで、なかなかお役には立てないのですけれど……。)
というわけで、今回の五平餅づくり。
あれよあれよという間に、こんがりと美味しそうな五平餅が出来上がりました!
わたしは、本格的な炭火焼五平餅づくりは、はじめての体験でしたので、記録として、少々長くなりますが記しておきます。ご興味がありましたら、この先をお読みくださいね。
素晴らしいチームワークで、あっという間にご馳走が出来上がりました!!!
五平餅は、伊那谷の郷土料理で、新穀の感謝と豊作の祈りを込めて、神様に供えられたものだそうです。南信州にお出かけの際にはぜひ、食べてみて下さいね!
本日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。