森のきのこの観察
犬の花ちゃんのいつもの散歩道から、
少し森に入ると、
きのこ天国でした!
落ち葉の間から、
ひょっこり顔を出すきのこさんたち。
目が慣れてくるまで、
あまり見えないんですが。
ある瞬間に、
カメラレンズのズームの
ピントが「シャッ!」とあうように、
小さなきのこがたくさん見えてきます。
そんな時は、
日常で見ている現実世界とは、
ちょっと違う異空間へと、
迷い込んでしまったような、
不思議な気分です。
さらに、フォーカスがきいてくると。
粘菌さんたちも見えてきます。
白いてるてる坊主のようなのは、
1ミリにも満たない大きさ。
肉眼で見るにはギリギリです。
杉の枯れ葉から伸びる、
小枝のようなのも粘菌の一種かな?
薄緑色に光っていました。
ぐぐぐっと、
ミクロの世界を観すぎて、
ずぼっと水たまりにはまってしまい。
つめたーっ!
少し意識が現実にもどされて(笑)
水際には苔が、
しっとりと輝いています。
苔の中の小さなきのこ。
色鮮やかなきのこや、
カタチがおもしろいきのこが、
目に飛び込んできました。
これはうっかり食べたら、
笑い死にしそうですね…!
真っ白なきのこは、
幻想的です。
このあたりは、
食べられそうなムードもありますが。
わたしは、
食用きのこの知識は無いので、
見て楽しませてもらうのが専門。
食べるときには、
直売所で買わせていただいています。
山には持ち主の方がいらっしゃるので、
無断で採るのは厳禁です。
帰り道。
例年では紅葉も進む時期ですが、
今年はまだ冷え込みがゆるやかで、
たんぽぽが咲いていました。
小春日和です。
11月に入り、
『令和のはじまりの年』も、
あとふた月となりました。
『即位の礼』により、
天皇陛下御即位の、
国の内外(目に見えない世界も?)への
宣言も終えられ。
時代の大きな移り変わりの中で、
これまでとは少し違った感覚が、
私の中にも生まれています。
それは、
上手くコトバにならないけれど。
小さな小さなきのこが。
これまでも目の前にあったのに、
見えていなかった、
見ようとしていなかった、
『きのこ』が・・・。
パッ!と目に飛び込んできた時の、
『あの感覚』に似ているように思います✨
今日も、ブログを最後までお読みいただき、ありがとうございました!