夏秋裕美の Miracle Earth Garden~Blog

南信州でオーガニックの庭づくりをしています。自然農のセオリーをベースに、花やハーブ・野菜・実のなる樹など、にぎやかボウボウの庭は9年目。自然界のリズムやバランス、命の共生などを観察中。地球はおもしろい!著書/ 『セイクリッドアロマカード』(オラクルカード)BABジャパン出版

ガーデンの愉しみ

ハーブガーデンで過ごす、

うららかな一日。

 

自然農のガーデンはこんなかんじ。

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ハーブもお花も野菜も実のなる木も、

小さな虫や鳥さんたちも仲良く同居中。

 

よ~く見ると草の中にお野菜が。

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一列に並んでいるのは、

わたしが種を播いた菜っ葉。

 

まばらに生えているのは、

種がこぼれて自然と生えてきたもの。

たいてい、そっちのほうが大きい(笑)

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大根スクスク、アサツキふさふさ。

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川口由一さんの教えをリスペクトしながらの、

自己流なんちゃって自然農畑ですが、

耕さず、肥料無し、もちろん無農薬。

刈った草をその場に置いていくだけ。

 

収穫を終えた豆の殻や、

食べ終わったお野菜のヘタや。

冬にはストーブの灰をパラっと撒いておく。

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 「持ち込まず、持ち出さず」

なるべくその場所の中で循環していくように。

 

何年かやっていると、

畑全体が腐葉土のようになって、

微生物たちも元気になって、

虫たちとも共存しながら、

少しずつフカフカになっていく。

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 『長く広いスパンで世界を見渡しながらも、この瞬間に在る』

というポジションの、

とても良い訓練になる。

 

種を播く場所は、丁寧に草を刈り、

土を掘り起こさないよう床を整えて播く。

その上から刈った草やもみ殻で覆っておく。

 

だからいつも、

大地は草の絨毯に包まれていて、

茶色い土はどこにも見えない。

 

これは、ひと月ほど前に種をまいておいた、

宿根草ルッコラセルバティカ。

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毎年種をまかなくても、

次の年も、また次の年も楽しませてくれる、

サラダの主役。

 

毎シーズン耕して、畝たてて、

前もって石灰や肥料入れて、

ビニールでマルチして、

草が生えたら除草して、

虫がついたら消毒して…。

という方法よりも、

案外、年々、

手間がかからなくなっていく。

 

ずぼらなわたしにわりと合っている。

そして年を経るごとに、

より良くなっていくのは、

なんだか気分がいい。

 

たくさん肥料がいるお野菜や、

種に力が無いものは、

自然農の畑では大きくなることができないから、

はじめから植えない。

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花や野菜やハーブや実がなる木を、

きっちりは分けないから、

連作障害をあまり気にしなくてもいいし、

コンパニオンプランツとして助け合って、

お庭みたいに見た目も可愛くなる。

蝶々や蜂もたくさん来る。

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ちょっとくらい虫がついても、

食べつくされたりはしない。

人間用にちゃんと残しておいてくれる。

 

ちょっとくらい病気がでても、

一気に広がったりせずに、

自然治癒していく。

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いろんな命がめぐる場所。

 

ここに立つと、

腰が痛くても、お腹をこわしていても、

なんだか憂うつな気分の時にも、

いつのまにか元気になってるから不思議です。

花ちゃんもここが大好き。

 

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今日もありがとうございます。