残暑お見舞い申し上げます。
子供たちの笑い声。
ちょうちんの灯り。
きゅうりとなすの精霊馬。
送り火。
にぎやかだった里山の、
お盆が終わる日、
ダブルの虹がかかりました。
いつもの日常とは、
時間も空間も、
過ごし方も感じ方も、
少し変わることが多いこの季節。
あなたはどんなお盆休みを、
お過ごしでしたか?
わたしは、こんな感じでした。
いつもはあまり会わない、
なつかしい人たちと一緒に過ごして。
畑のお野菜を一緒に採って、
お料理をしたり。
のんびりおしゃべりしたり。
にぎやかなのに、
静かに流れる時間。
すっかり忘れ去っていた、
昔々の思い出が、
古い絵本を眺めているような、
そんな不思議な感覚で、
パラパラとページがめくられて。
学生時代のことを思いだしたり。
おじいちゃんやおばあちゃんや、
そのまたおじいちゃんや…。
自分の血や細胞やDNAに、
脈々と受け継がれている記憶に、
想いをはせてみたり。
はたまた、
血のつながりはないけれど、
魂が響き合うような、
とあるルーツを共有するような、
不思議で素敵で大切な、
出会いが用意されていたり。
そんな日々の中で、
自己の原型のような、
神聖な領域のような、
秘密のポイントのような、
奥のほうに大切にしていた、
『何か』にアクセスした!?
お盆、ライオンズゲート、台風、
そして満月のウェーブも重なり。
夏の陽炎のすきまから、
チラチラと見え隠れするような、
精妙な世界へのヴェールが、
そっと開かれる。
いつもよりも少しだけ、
広く、深く、高く、細やかに…。
『何か』を感じる門が開かれる。
そこで出会う『何か』は、
コトバにすると、ふっっと、
飛んで行ってしまいそうだけれど、
確かにあるもの。
お盆休みが終わり、
蝉の声に重なる、
秋の虫たちの多重合唱の中、
大切に味わっているところです。
まだまだ暑いけれど、
頬にさわさわと感じる風は、
昨日と少し違っています。
暑くて暑くて、
ふぅうふぅう言っていた日々が、
なんだか名残惜しくなる、
短い信州の夏の夕暮れ。
自然界では着々と、
次の季節の準備が進んでいるようです。
今日もブログを読んでいただき、
ありがとうございました!
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