実りのわかちあい
実りの秋。
あちらこちらで豊かさが行き交います。
お隣のおじさんの紅玉りんご、
山ぶどう、洋ナシごろごろ。
さて、
今日はお芝居を見に行ってきました。
お友達が出演するという事で、
ご招待いただいたのです。
バレエと演劇のコラボレーション。
華やかな舞台は、心も踊る楽しい時間でした。
美人さんのお友達は、
とっても麗しい役柄でホレボレ。
この前、わたしの誕生日に、
ケーキをご馳走になったこともあり、
楽屋に、何かプレゼントを持っていこう!
そう思いついて、庭をひとめぐりして、
お花を摘んで、柿をとりました。
フルーツやお野菜や、お花やお菓子、
歌や踊りやお芝居や、
得意なことなんでも。
買ったものもいいし、
収穫したものや、庭や野山のものも。
食べたり、手に取れるものでも、
目に見えるものでも、
目に見えないものでもいい。
以前の私は、
『お金を出して買ったものでなければ、失礼なのでは』
『頂きものをしたら、すぐにその場でお返ししないと失礼なのでは』
なぜか、そのような思いがあり、
そう出来ないときに、
自責の念にかられたりする事がありました。
でもきっと、
ちゃんと伝わる気がするんです。
すぐにお返しできなくても、
無理にお返ししなくても、
高価なものでなくても。
その時、その人に伝えたい感謝の気持ち。
無理なく、心のままに。
そして、次から次へとバトンタッチしていくことができたなら、
それは、本当の意味での、豊かさや嬉しさをわかちあう幸せ♡
この実りあふれる伊那谷に暮らすようになって、
そんな風に思うようになりました。
いつも豊かさをたくさん頂いて、
ほんとうにありがとうございます!