夏に花咲く背の高いハーブたち
30度を超える夏日となり、
『きた~~~っ!夏☆』
と思いきや・・・。
またまた週末は雨。
関東甲信地方はまだ、梅雨明けしていなかった模様です。
たっぷり雨が降り、背の高くなるハーブたちは、私の背丈をかるく超えてグングン伸びてます。
モナルダ(ベルガモット)は、ただいま満開。ここまで背が高くなってお花が咲くと、雨風で倒れてしまいそうで。「あぁ、台風さんどうかお手柔らかに」と祈る気持ちです。
淡いブルーのお花はチコリです。こぼれ種であちこちでお花が咲いています。
白いお花は、メドウスイートです。和名は西洋夏雪草(セイヨウナツユキソウ)。夏に真っ白な雪が降ったようにフワフワのお花が咲きます。バラ科の宿根草で、年々株が充実してきました。
7月中旬に満開になり、ガーデンの中心になるお花なので、いつも「綺麗だわ~♡」と眺めているうちにお花が終わってしまいますが、今年は雨が多かったので、倒れてしまったお花をシロップ漬けにしてみました。
メドウ(草原)スイート(甘い香り)という名前のとおり、虫たちにも大人気で、お花はとっても甘い香りがします。
メドウスイートは、消炎鎮痛剤アスピリンの原料となるサリチル酸が初めて採れた植物としても知られています。
そう聞くと、メドウスイートのハーブはシャープな効能がありそうなのですが。全体で摂取した場合は、とてもマイルドに作用します。
サリチル酸は植物の成分を単離したもので、例えば、頭が痛くなった時にアスピリンを飲むと、胃が痛くなったりしますけれど、もともと植物の中に存在するときには、胃を荒らさないような成分を併せ持っていたりもする。『ホールネス』!自然界の普遍的な調和バランスの原理によるものでしょう。
湧水にお砂糖をたっぷり入れて沸かして、そこにお花を入れて数分。魅惑の香りのシロップが出来上がりました。しかし…ゆらゆらと揺れるビンの中のお花を「わぁ~!きれい♡」と眺めているだけで、なかなか使えないのでした(笑)
赤いラズベリーはそろそろ終わりとなり、ただ今、黄色のラズベリーがたわわです。
ラズベリーとズッキーニとスティックセニョール。
今朝の朝ごはんです。
台風一過の雨上がりには、
いよいよ夏野菜が!!!
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